新型コロナウイルスの影響で、いつもと違う新年度。こんな時はサグカレーで景気づけといきましょう。勢いで、便乗商法なんて蹴散らしてやろうぜ。
新年度入りって、春の正月のようなもんですよね。気分が一新される気がします。大体桜が咲き乱れる季節だし、陽気のせいもあって、前向きになれるシーズンです。
ところがこんな情勢ですからね、さあ行こうじゃないかっ!というムードではありません。憂うつな気分で迎える新年度は、生まれて初めてかもしれません。
さらに憂うつにさせられるのは、コロナ・ショックで人々が先行きに不安になっているところへ、ネットビジネスや投資のコミュニティへの勧誘が増えてきました。
「会社は倒産してあなたは無一文になる」「恐慌が起こる」などと不安に陥れ、正常な判断ができなくなった人からカネを巻き上げるという古典的な手法です。
新型コロナはウイルスと人類とのいわば「戦争」で、僕たちは生命と生活を守らなければならない事態に直面しています。つまり、現在は「戦時中」なのです。
そういう時に、人の不安心理を利用して金儲けを企てるなんて、実に卑しい連中じゃないですか。ウイルスが終息したら、激しく糾弾してやりたいですね。
そんな怒りを鎮め自分を守るために、サグカレーをおススメします。本日使用するのは「ターサイ」。中国野菜としておなじみですが、購入したのは静岡県産です。
小松菜やかき菜、菜花などと同じアブラナ科の1つですね。ビタミンが豊富で肉との相性も抜群で、一緒に炒めただけでも絶品のおつまみやおかずになります。
カレーはいつもの通りです。塩コショー済みの鶏モモ肉をオリーブ油でソテーし、ジャガイモと菜っ葉を投入したら水と赤ワインで煮込みます。
先月からカレー粉だけ作っておりますが、自然の風味が気に入ったので、その後もカレールーを使用していません。
ですから、下味が必要になります。でもカンタンです。チキンと野菜を煮込んでいる鍋にしょう油、味噌、とんかつソース、酢、最後にインデラカレー(カレー粉)。
カレールーを使わないカレーってホント、皆さんにおススメです。辛さも十分だし、新年度を乗り切ってやろうじゃないかっ!という気になってきました。
(おわり)