テレワーク仲間の来客で、数年ぶりに作ったチンジャオロースー。、従来通りホントにシンプルに仕上げました。でも、ブランクを感じさせず、美味度がさらに上がったかな。
チンジャオロースーは、ずい分前から作っていました。材料を細長く刻み強火で炒めるだけですから、とってもカンタン。オイスターソールとごま油さえあれば、本格中華になります。
その昔、ロンドンで語学研修をしていた際、われわれ生徒が自分の国の料理を持ち寄ってパーティを開くことになりました。といっても、日本料理なんてそもそも材料がそろいません。
他のメンバーはなかなかグルメのイタリア人とスペイン人、それにスイス人はなんと料理人の卵。並みいる「強豪」を相手に戦わなければなりません。
材料をそろえようとアジア人街のマーケットに出向きます。そこで市販のめんつゆを発見し、肉じゃがを考えつきましたが、自分があまり好きではないのでやめました。
しかし、他に選択肢がありません。そこでオイスターソースを見つけたので、アジア料理の1つとして中華のチンジャオロースーに決めました。結果は大正解。一番人気でした。
料理人の卵を含めクラスメートからレシピを頼まれ、書くことに。社交辞令とも思えず、嬉しかったですね。この時から料理に自信を持つようになりました。英語はダメですけど・・・。
そんな思い出深いメニューですが、ホントにカンタンです。中華鍋にサラダ油とごま油をそれぞれ少々敷きます。豚肉をショウガとともに炒めましょう。牛ではダメです。
豚肉に8割程度火が通ったら、次に細長く刻んだタケノコを投入。火を最強にしてあおりにあおります。そこに紹興酒、オイスターソース、しょう油少々、そして最後にピーマンをドサッ。
塩コショーで味を調え、さらにあおってあおって完成!タケノコ投入以降は火を強め、味付けは控えめにするのがポイントですかね。それなら素材の良さも味わえます。
豚肉を炒め始めてから、時間にして5分程度。それで本格中華。おススメです。
(おわり)