コピーライターの食卓

主夫歴30年、ほぼ15分の美食メニューがここにある

麻婆豆腐の新たな試み

来客用に麻婆豆腐を用意することになり、いつもと少し違う方法で作ってみました、甜面醤(テンメンジャン)を久々に使ってみたら、やっぱり本格的な味に。ただ、やっぱり甘すぎるかな。

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麻婆豆腐は通常、豆腐と肉味噌を別に調理します。豆腐は一口大に切ったら、一つまみの塩とともに沸騰したお湯で温めます。肉味噌と絡めた時に形が崩れないようにするためです。

肉味噌は、サラダ油にショウガ、鷹の爪と一緒に豚ひき肉と炒め、味噌としょう油、オイスターソース、みりんで味を付け、最後に山椒とラー油を振りかけて完成。

今回は、来客が辛いのが苦手ということなので、鷹の爪とラー油をカット。また、「よそ行き」の味にしようと甜面醤を使用してみます。

なので、サラダ油とごま油にショウガと一緒に豚ひき肉と炒め、紹興酒をお玉に1杯回しかけます。それだけでも美味でしょうね。そこに味噌、しょう油、甜面醤で味付け。

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さらに山椒を振りかけ、ネギを散らして完成。これを中華麺にかけたら、ジャジャ麺としていけそうです。茹でた豆腐を網目のお玉ですくい取り、絡めれば本格的な麻婆豆腐。

やっぱり甜面醤を使うと、一気に中華料理店の味に近づきます。というか、中華料理店の味そのものです。「麻婆豆腐の素」なんてまったく必要ありません。

余談ながら、ひき肉はいつも冷凍保存しておいたものを解凍して使用しますが、今回は購入して間もないものを使いました。なのでジューシーさが全然違います。これは大きな発見です。

これを来客にお出ししたところ大絶賛され、なんとテイクアウトしたいと言われ、自宅にあった容器に詰めて渡しました、作り手としては、気をよくしてしまいましたね。

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ただ、やっぱり甘いんですよね。砂糖の甘さです。甜面醤は味噌と砂糖とみりんなどを混ぜ合わせて作りますが、「砂糖味」みたいです。なので、甜面醤はあまり使いたくないんですけどね。

甜面醤を使えば本格的な味になるのですが、やはり糖質・糖分の摂取量を考えるとちゅうちょします。というより、やはり使わないのが一番ですね。

(おわり)