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牡蠣鍋なら味噌味 このレシピが王道

広島の知人から牡蠣をたくさん送っていただきました。スーパーで見かけるものよりも粒が大柄で、思わず「うわあっ」と歓喜しちゃいました。それを使って、牡蠣鍋といきましょう

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今は昔、仙台に1年住んだ経緯があり、冬場は勾当台公園近くの商店街にある牡蠣専門店「かき徳」をよく訪れました。創業は昭和2年、牡蠣一筋入魂ですから、牡蠣を存分に楽しむことができます。

そこで忘れられないのは、やはり土手鍋。分厚い陶板のような底の浅い専用鍋に、牡蠣をはじめ白菜やキノコ類、ネギ、豆腐を入れて煮込んだものです。煮込んでいると牡蠣の水分がスープとなって鍋に広がり始めます。

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あらかじめ鍋の内側に塗った味噌とともに野菜やキノコのエキスがその牡蠣のスープに溶け出し、絡み合います。そして、旨味の増幅した極上のスープをベースに堪能していくという牡蠣のエンタメ版といえるでしょう。

それを作っていこうじゃありませんか。まずは牡蠣の下処理ですね。ザルに上げて流水でキレイにします。いろいろな方法はありますが、自分はそこに塩を振りよく揉み洗いし、それからまた流水にさらします

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さあ、準備完了!専用の土手鍋など持っていないし、今回は圧力鍋にもなる重厚な鍋を使いました。実はレシピといってもそこへ具材とともに味噌を載せ、みりんを回しかけ、火にかけたらそれでおしまい

あとはグツグツと煮込むだけです。その過程を見ているのがまた楽しいんですよ。鍋のフタがガラス製なので、徐々に味噌が溶け出し、全体が茶色っぽくなっていくこのプロセス。たまらんのですよ。見ていて飽きない料理です。

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専門店の牡蠣鍋は本来甘めで砂糖なども使われていると推測しますが、糖質カットの観点から、うちは砂糖を常備していません。料理に甘さを出したい時はせいぜいみりんぐらいでしょうか。

しかし、この牡蠣鍋は白菜など野菜の甘味もあるので、特に砂糖は必要ないと思います。というか、砂糖はない方が自分の好みに仕上がります。つまり、ほぼ自然の甘辛風味。それでいいんです。

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それにしても、牡蠣が大量にあると豊かな気持ちになりますね。この冬は牡蠣鍋によって勝者になった気分です。

(おわり)