昨年11月から石油ストーブを使い始めたのですが、これがまあ暖かいこと。驚くとともに嬉しくなります。気になる燃費も大したことはなく、中東情勢の緊張緩和で原油価格が下げれば燃料効率も上がりそうです。
学生時代に近所の米屋さんで配達のアルバイトをしていました。その店は石油販売も手掛けていたので、家庭のタンクに給油したりポリ缶を持ち運んだりするのに苦労したものです。でも、自分の家では長い間、石油ストーブを避けてきました。油の匂いが気になると思っていたためです。
自宅はずっとガスファンヒーターをメーンに使用していますが、自分の仕事部屋にガス栓は設置されておらず、これまでは電気ストーブに頼ってきました。しかし、電気ストーブって頼りないんですよね。そこで、昨年11月末のブラックフライデーにアマゾンでコロナ石油ストーブとポリ缶、ポンプの3点セットを1万円で購入。
暖冬とはいえ1年で最も寒い今の時期、大活躍してくれています。何といっても、電気やガスとは比較にならないほど暖かい。部屋全体の温度が上がるので、頼りがいがあります。驚いたのは、ストーブを消しても暖気が残り、部屋の温度がそれほど下がらないことです。
恐らくストーブの熱が部屋の壁、床、天井に吸収されるのでしょう。
すぐに暖まるので使用している時間はそれほど長くなく、燃料費も思っていたほどかからないんですね。11月末に20リットル分(1900円)を近所のガソリンスタンドで購入しただけで、それをまだ使い切れていません。このペースだと、1シーズンで1万円もしないでしょう。
石油の価格はガソリンの半分というのは、学生時代から変わっていませんでした。アメリカのトランプ大統領がイランに対する軍事攻撃を仕掛けない方針を発表したので、これから原油価格は少し下がりそうです。
気になると思っていた油の匂いは、なんだか懐かしさを与えてくれます。ただ、残念なのは、想定していたほど使う時間が短いので、ストーブを利用した煮込み料理などができないことです。ビーフシチューを作りたいんだけどな・・・・
(おわり)