正体不明のウイルスと人類との戦いに、すでに疲れ果てましたね。何か優しい食べ物に癒されたい、と思ったらこれがおススメです。
世界での感染者数は、もう50万人に達したんですね。イタリアでの深刻な状況をニュースなどで読み、とにかく気の引き締まる思いです。
よくリーマンショックと比較されますが、生命と生活を守らなければならない点で、新型コロナの問題は大きな違いがありますよね。
東京をはじめ首都圏ではこの週末、外出自粛要請が出ているにもかかわらず、ショッピングだのカラオケだの、無責任な連中もいるものです。
食料品が底を突いたので買い物に行くと、ほとんど売り切れ状態。これは、やはり責められません。
こういう非常時モードの生活スタイルって、ホント疲れますね。心が疲れて、身体に波及する感じです。特に、この週末は真冬のような寒さだし・・・。
現在手元にある食料は、中途半端に残ったご飯と鶏モモ肉、マッシュルーム。これらをみて思いついたのは中華粥。暖まりそー。
耐熱ガラス製の鍋に水を張り、鶏モモ肉を水から煮込みます。鶏の出汁が出てきたらご飯に適当な大きさにカットしたマッシュルームを投入。
風味付けは塩、しょうゆ少々、ごま油、それにおろしショウガ。コメの原型が崩れるほど煮込み、ある程度余熱を使って完成!
鶏モモ肉は常時冷凍庫にあるのでご飯が中途半端に残った時によく作る料理で、内臓への負担も軽減される(気がする)し、かなりおススメです。
基本的に白米でなく胚芽米を使っているのですが、煮ると溶けるのでトロミがつきます。このトロミが優しさの源泉なのかもしれません。
(おわり)