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初雪の東京 平年より1日遅い 2020年は暖冬?

(1月4日深夜から5日未明にかけての東京周辺はみぞれとなり、都心では初雪が観測されました。ただ、昨年より8日早かったものの、平年より1日遅く、この冬の寒さは限定的とみられています。

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※画像はイメージ

出し忘れた年賀状を投函し、自宅に戻ったことろで急に雨が降り始めました。雨戸などに水滴の当たる音が次第に大きくなり、みぞれが降っていると認識。確かにこの日は前日よりも寒く感じましたが、昨年11月、12月にはわりと温かい日が続いていたので、雪とは少々意外でした。

実際、今日以降もあまり寒い日が続くとは予想されていません。東京の今週の気温は、おおむね10度までは上昇する見通しです。

初雪が早まるとその冬は厳冬になると思いがちですが、必ずしもそうではなさそうです。やはり地球温暖化やエルニーニョ現象などの影響で全般的に気温が高く、年明け以降に寒気は強まっても抑えられる可能性があります。

気象庁が1月2日に発表した1カ月予報では、北海道を除く本州は気温が高めです。また、降水量は九州から関東の太平洋側は多いものの、日本海側は平年並みか少なく、冬型の気圧配置は続かず少雪のようです。

昨年末には、石川県のスキー場で開業の延期が相次いでいると報じられました。北陸地方で降雪が本格化するのは2月ごろと見込まれており、やはり暖冬となる可能性があります。昨晩の東京の「初雪」も、水蒸気を含んだみぞれであって本当に寒い時に降る粉雪ではありませんでした。

とはいえ、雪が少ないのは、少し残念な気もします。雪は東京人にとって、非日常が許される空からの贈り物。降る前とはまったく違うモノトーンの世界から何かを感じ取り、その新鮮さが心を躍らせるのです。

子どもたちは窓の外を見て「うわぁ雪だ」とつぶやき、外に出ると新雪に自分の足跡をつけたり、空を見上げて口を大きく開けたり、好きな子に雪玉をぶつけて逃げたり・・・そんな大雪の日は今年、東京には来ないのかもしれません。

(おわり)