東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に思惑が広がっています。日本株高との関連について、成城石井のメロンパンを食べながら考えてみました。
安倍晋三首相が3月23日の国会論戦で、初めて東京五輪の延期について示唆(しさ)しました。それと前後して、国際オリンピック委員会(IOC)のメンバーの「1年延期」に関する発言が取りざたされています。
まだ正式に決まったわけではないにしても、アスリート側から延期を望む声が出始めていたため、やむを得ないことなのでしょう。
3連休明けとなったこの日の東京株式市場で、日経平均株価は世界株安に逆行して上昇しました。翌24日は前日比で一時1000円を上回る堅調な値動きとなっています。
開催が危ぶまれる状況のなか、中止でなく延期の可能性が濃厚になったため株式が買い戻されたーー。自分なりにそう考えたのですが、ドル高円安が進んだため輸出関連株が買われたとされます。
しかし、現在のドル高円安は、他に買えるものがなくて基軸通貨のドルに買いが集まっているだけで、いわば「悪いドル高」と言えます。
日本だけでなくどこの国でもみられるように、品薄になっているトイレットペーパーを買い求めるのと同じ理屈です。
問題は、オリンピックの延期の期間が1年で十分かどうか。現在のように爆発的な感染(オーバーシュート)を回避できれば、それでいいかもしれません。
オーバーシュートを回避し現状を維持できるかどうか、特に首都圏は向こう2-3週間が重要だと報じられています。これは1人1人が注意するしか他に道はないように思えます。
生活必需品の買い物ではなるべく「お徳用」を買うように心がけ、ショッピングに出向く回数を減らすことでリスクを抑えることにしました。
その点で、成城石井のメロンパンは3個入りで450円。1個当たり150円なので、割高ではありません。非常時に適した菓子パンと言えそうです。
表面はちょっとベタベタで安っぽい感触。それがトースターで温めると、かなり上質な菓子パンに生まれ変わるのが不思議ですね。何と言っても、自然の甘さに好感を持ちました。非常時でなくてもおススメ。
(おわり)