近所の野菜自販機で手に入れたスナップエンドウ。仕事の合間に食事の準備をしようと筋取りの作業に没頭したら、その後の仕事がかなりはかどりました。
ウォーキング中に通りかかった野菜の自販機でスナップエンドウを見つけ、200円で購入したのに、所用で忙しかったのでそのまま忘れてしまいました。
この週末は朝からずっと原稿執筆。夕方になって食事をしようと冷蔵庫を物色したらスナップエンドウと再会し、それを使ったペペロンチーニを思いつきます。
スナップエンドウには下処理が必要です。上下の先端部分から縁に沿った2本の筋を取る作業ですね。いつもならいやいや進めるのですが、この日は違いました。
親指の爪で先端部分を取り除こうとすると、筋も一緒に取れました。スナップエンドウ1個につき、同じ作業を2回。それを無心になって取り組みます。
先ほどまでの取材・執筆とはまるで違い単調な作業の繰り返しですが、なぜか集中して最後の1個までこぎ着けました。15分ぐらいでしょうかね。
鍋に湯をわかし、パスタをゆで始めます。その間にソースを作りましょう。オリーブ油にツナ缶、刻んだスナップエンドウに塩コショー、白ワイン、しょう油、それに鷹の爪。
ゆであがったパスタをソースを絡め、粉チーズを少々振りかけたら仕上げのオリーブ油をたらし、完成!おっと、千切りの大葉をトッピングしますかね。
この時期のスナップエンドウは歯ごたえがあって、うめー。青臭い独特の香りで夏に向かう喜びが沸き上がってきました。そうだ、そろそろ夏の準備をしなきゃ。
ちなみに、「スナックエンドウ」ではなく「スナップエンドウ」なので、お間違いなく。何も手を加えていない野菜がスナック菓子みたいな名前だったら、おかしいでしょう?
この後、仕事の続きに取り掛かるのですが、なぜかいつもよりもはかどり、予定の時間内に仕上げてしまいました。スナップエンドウの筋取りの効果ですね。
単調なつまらない作業でも、何かと組み合わせることによって集中力が高まるというケースです。スナップエンドウの筋取りからそれを得られるとは意外でした。
(おわり)