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成城石井のシューマイはお土産に最適

東日本大震災の時は、確かにそうでした。この新型コロナウイルスでも、シューマイを味わうといった何気ない日常生活のありがたみを感じないではいられません

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シューマイ、シウマイ、しゅうまい、焼売・・・どの表記が正しいのでしょうか。そういうどうでもいい問題を考えるだけ、まだ余裕があるのかもしれません。

SEO的に最も多いのが「シューマイ」ですが、崎陽軒でおなじみの弁当は「シウマイ」。全国で最大の消費地が横浜なのは、同社がそこに本社を構えているためだとにらんでいます。

だとすると、横浜エリアの人々は「シウマイ」とインプットされているはず。

それに異議を唱えるのが成城石井です。レンジアップ惣菜のシューマイの正式名は「国産豚のジューシー焼売」(税抜き599円)

電子レンジでの加熱目安として、500ワットで2分とあります。そのぐらいは素直に従い、レンジから取り出してフタを開けると・・・。

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飲茶の蒸し器のフタを取った時のように白い湯気がモウッと立ち込め、独特の香りが広がり始めます。白い皮に包まれたシューマイをしばらく眺め、いただきましょう。

1個当たりのサイズは、シウマイ弁当のものより2周りほど大きめ。価格を考えても、このぐらいのサイズはほしいですね。

本来ならしょう油とマスタードにつけて味わいますが、わりと塩気が多めなので、自分の場合はマスタードのみ

商品名の通り、かなりジューシー。口のなかでまろやかな肉汁とマスタードが混じり合い、やがて体内の奥の方へと消えていきました。

ちょっと残念なのは、グリーンピースが乗っていないこと。もっとも、最近日本のシューマイでグリーンピース入りなのは東急ストアの惣菜ぐらいです。

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寿司のネタとシャリの間にワサビを省略してしまうほどの文化的な異変とは言えないものの、ノスタルジーの点でちょっと寂しい気がします。

美味だったので、近所に住む知人へのお土産として持参すると、大層喜んでいただきました。確かに、差し入れとして嬉しい一品かもしれません。

(おわり)