PTコピーライターの食卓

二子玉川在住、個人事業主のテーブルトーク

シナモンロールと「かもめ食堂」 いい時代だったな

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、幸せってなんだっけ?と自問自答する機会が増えた気がします。そして、過去をよく振り返ってしまいます。

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今日は3月11日日本人なら忘れることのできない日ですね。2011年の東日本大震災から9年、時間はビュンビュンと音を立てて後方に飛んでいってしまいます

それから10年も経たないうちに、今度はウイルス。被害はこれからさらに拡大が予想され、今後の生活や人生を深刻さを考えると、つい現実から目を背けたくなりますね。

3・11で印象に残っているのは、あるボランティアが仮設住宅の被災者に温かいココアを振る舞ったこと。温かくて甘いものは、不安な心理を和らげる効果があるそうです。

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それにならい、今日はパスコスペシャルセレクションのシナモンロールを温め、コーヒーとともに朝のひと時を楽しんでみました。

悲観的になりすぎかもしれませんが、そういうことができなくなる可能性もあるので、瞬間瞬間をより大切にするようになりました。

温かくて甘いものを口にすると、確かにホッとします。スイートロールの生地でシナモンフィリングを巻き込んだ香り高い一品です。

それを食べながら、映画「かもめ食堂」(2006年公開)にシナモンロールを作っているシーンを思い出しました

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1人の日本人女性がフィンランドのヘルシンキで日本食レストランを始め、食を通じて地元の人々と交流していく物語です。

遠巻きにみていたフィンランドのおばさんたちが、シナモンロールの匂いにつられて店内に入り日本人スタッフと打ち解けたのは、温かく甘いものだったからかもしれません。

この映画にはけっこう憧れ、実際にヘルシンキを訪れたこともあります。肉や魚が美味で、日本の東北地方に近いテイストを感じました。

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今後に悲観的にならざるを得ないのは、当面の間、そうやって海外にフラっと遊びに行くのが困難になったからでしょうね。

人の移動の自由が当たり前ではなくなったことは、恐らく初めての経験でしょう。自分にとってこれ以上の苦痛はないように思えます。

(おわり)