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二子玉川高島屋のアップルパイ専門店とビートルズ

玉川高島屋にアップルパイ専門店「グラニースミス」のリピーターになりました。この時期はスイーツに目が行きやすく、最近よく立ち寄ります。なぜか、ビートルズのナンバーがほろ苦さを少し引き立ててくれます。

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「グラニースミス」は昨年9月、高島屋の地下食品売り場にデビュー。「おばあちゃんのアップルパイと淹(い)れたてコーヒーの専門店」で、関東では三宿(テイクアウトのみ)や南青山、渋谷、横浜、それに二子玉川に店舗があります。

二子玉川店は少しわかりづらい場所ですが、エスカレーターが目印。店舗内でコーヒーも飲めます。

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アップルパイの方は甘みと酸味が一体となり、しかし甘さは控えめ。パイ生地は少し厚めで、かなり手の込んだ印象を受けます。HP上では「スミスおばあちゃん」の秘伝の味が子どもから大人まで引き付けるとの触れ込みです。

1個当たり400円台から700円台と割高ですが、たまにはいいじゃないですか。

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自分にとっては独特の苦みの利いた「大人の味」に思えます。その苦みは、使用されるリンゴによるものでしょう。「グラニースミス」はブランド名ですが、1860年代にオーストラリアで開発されたリンゴの品種名でもあります。

品種としては酸味が比較的強く、火を使って熱を加えると甘味が増すといった特徴があり、アップルパイに最適とされています。見た目は黄緑色です。黄緑色のリンゴと聞いて、何かを思い出しませんか?

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そう!ビートルズが設立したアップル・レコードのシンボルマークがそれです。

ちょうど半世紀前、メンバー4人は方向性の違いでケンカ別れっぽく分裂、解散に至りました。その後も4人は音楽活動を続けますが、どの作品もビートルズの未完成品のようにしか聴こえません。

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ローリングストーンズのように何十年も続くバンドは奇跡的ですが、ビートルズは解散しなければまだまだ傑作を生み出せたはずです。黄緑色をしたグラニースミス品種のリンゴには、そんなほろ苦さも加わります。

(おわり)