スコーンに合う飲み物とくれば、やはりミルクティーが一般的。でも、コーヒーじゃダメなんでしょうか。成城石井で買ったプレーンのスコーンで試してみました。
久々に訪れた成城石井で「プレーンスコーン」(6個入り、299円)を見つけ、買ってきました。週末午後の散髪の帰り道、それでコーヒーを飲みたくなりました。
スコーンとは、スコットランドのパン生地を使った食べ物です。通常は、ドライフルーツやナッツなどと組み合わせたスイーツ系と位置づけられます。
ハムやチーズと一緒にした、惣菜パンのような食べ方もあるようですね。でも、大体は午後に楽しむお茶とともに出てくる、お菓子のような役割があります。
興味深いのはイギリスとアメリカでの違いです。16世紀にスコットランドで生まれたスコーンはイギリス全土に広がり、そしてアメリカにわたります。
アメリカでスコーンといえば、具入りを意味します。そのままのプレーンスコーンは「ビスケット」と呼ばれ区別しているようです。
ケンタッキー・フライドチキンでずっと昔からスコーンが販売されていますが、ケンタッキーはアメリカのものですから、プレーンスコーンは「ビスケット」でOKなんです。
自宅に戻り、プレーンスコーンをトースターで温めます。珍しくミルクティーにしてみようと思ったのですが、やっぱりコーヒーでいきます。
実際にプレーンスコーンを味わってみると、甘みは生地のそれぐらいしか感じられません。今日はブルーベリージャムを加え、コーヒーの苦みと合わせてみました。
でも、人工的な甘みがない方が、素材の奥深い味わいを楽しめます。なので、プレーンならミルクティーの牛乳のほのかな甘みが合うかもしれません。
やはり定番には定番なりの理由があるものですね。
(おわり)