最近、近所のコンビニでオールドファッション(チョコ)を見かけません。どうやらドーナツ戦争は終わったのかもしれません。少し考えれば、その理由はわかりますよ。
オールドファッションが見当たらない
時々立ち寄るファミリーマートで、大好きなオールドファッション(チョコ)を見なくなりました。半年ぐらい前までは、販売されていたように記憶しています。
現在は「ダブルチョコ」の存在は確認していますが、サクサク食感のドーナツにチョコのついたあのオールドファッションは、まさにドーナツ中のドーナツ。
ミスタードーナッツの人気ランキングのなかでも、チョコのオールドファッションは堂々第3位。でも、そんな人気商品が店頭から姿を消してしまったのでしょうか。
もしかしたら、2010年代半ばごろにコンビニ間で繰り広げられていたドーナツ戦争は終わり、ブームは下火になったのかもしれません。
コンビニ・ドーナツ戦争の行方
ドーナツ戦争・・・もはやそんな言葉も聞かなくなりました。自分が最近まで菓子パンをほぼ毎日のように食べていたのは、この時からの習慣です。
毎朝ファミマでオールドファッション&コーヒーを買い、オフィスの休憩エリアでよく楽しみました。ささやかながら、1日のなかでホッとできる瞬間でした。
しかし、オフィスに通わなくなってから生活パターンが変わります。ドーナツを買うためにわざわざコンビニを訪れることもなくなりました。
ドーナツが品薄になっている背景には、やはり消費者の健康志向がありますね。ドーナツ戦争前から糖質制限の波がじわじわ広がりはじめ、食文化を変えるまでになりました。
久々の再会もその甘さに絶望感
誰も彼もがカロリー以上に糖質に関して神経質になり、ダイエット中の人が口にしてはいけない食べ物ランキングで上位に位置しています。
かわいそうに、ドーナツはすっかり嫌われ者になってしまったのです。天邪鬼(あまのじゃく)の自分は、そうなると余計に食べたくなるのです。
昨日、ローソンに立ち寄ったら久しぶりにオールドファッション(チョコ)を発見。「オマエ、どうしてたんだよ」と、再会を喜びます。
昔に立ち戻り、コーヒーを淹れてオールドファッションを迎え入れます。「ん?オマエ、こんなに甘くなっちゃってどうしたんだよ」と、悲しくなりました。
嫌われ者になった理由がよくわかりました。
(おわり)