PTコピーライターの食卓

二子玉川在住、個人事業主のテーブルトーク

新型コロナ時代の幸福とイタリア風肉じゃが

正体不明のウイルスに怯える日々が続いています。この先は、確実に訪れる不況にも準備が必要になってきました。おもしろきこともなき世をおもしろく過ごすには、どうしたらいいでしょうか。

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ウイルス感染者は世界的に増加の一途で、被害の全体像を把握するのにまだまだ時間がかかりそうです。そんなか、日本では大手企業がテレワークを推進するほか、学校も休校に入りました。

感染リスクを抑えるための措置ですが、人が移動しなくなるのですから交通機関を利用しません。外食、会食の機会も、衣料品を買う必要もなくなりますね。

国内総生産(GDP)の6割ぐらいを占める個人消費はこうして鈍化します。日本を含め、世界で同時多発的に同じような状況に陥っているのですから、経済の低迷は避けられません。

訪日中国人の激減で北海道のバス会社が廃業に追い込まれ、運転手を解雇したといったニュースもあります。新しい10年が始まったばかりなのに、世紀末のような暗さに覆われているようです。

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人に会うでもなく、モノに触れるでもなく、家のなかでただただPCの画面を見て暮らすのでしょうか。楽しみと言えば、食べることぐらいしかないのかもしれません。

といっても、スーパーやデパートの惣菜コーナーは早じまいで、仕事が終わるころにはすでに閉店。営業時間ギリギリに店内に駆け込んでも完売。食べることもままなりません。

しかし、自分には長年培った料理のスキルがある。食材さえ手に入れば、いくらでも作る。食材が尽きなければ、いくらでも作れる

ある晩、冷蔵庫の残り物でこんなものを作ってみました。オリーブ油で塩コショー済みのチキンをソテーカットトマトを1缶と同量の水でジャガイモ、ペンネのパスタと一緒に煮込みます

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風味付けはいつもの赤ワインをドボッ、酢、しょう油、味噌、鷹の爪、ナツメグ、粉チーズ。煮込んだ後は、温めたバゲットとともにいただきましょう。

白い湯気とともに広がるトマトベースの香り。名前もなき料理ですが、あえて名付けるなら「イタリア風肉じゃが」。チキンの出汁の効いたトマトのスープがジャガイモに浸み込んで美味

すみなすものは、料理なりけり

(おわり)