魚介や海藻にはグロテスクな形状のものが多くありますが、生めかぶもその1つ。最初に食べた人はホントにエライ。免疫力アップにも良さげなので、自分で下処理して味噌汁にしました。
スーパーの鮮魚コーナーでたまに見かける生めかぶ。納豆のようにパッケージにされた商品なら何度もいただいていますが、手が加えられていない「生」は調理がメンドくさそうで敬遠してきました。
しかし、正体不明のウイルスへの対抗上、免疫力を高められそうなものは片っぱしから摂っていこうじゃないかとの方針のもと、下処理からのチャレンジを決断します。
スーパーで購入後、さっそく調理を開始。まな板の上に置いてよく見ると、ホントにグロテスク。到底具材には見えませんが、めかぶとはワカメの根本部分をいいます。
下処理は、まずサッと茹でましょう。そうすると、黒い物体が鮮やかなグリーンに変身。ちょっと前の物体と同一のものとは思えないほどキレイな色になります。
その後、茎と茎でない部分を切り分けます。ヌルヌルして気持ち悪いけど、ガマンして先を急ぎましょう。茎でない部分は適当な大きさに刻み、茎の部分は少し薄くスライスしていきます。以上!それだけ。
あとはかつお節と昆布のだし汁の入った鍋に全部投入し、相性の良さそうな豆腐と一緒に煮込みましょう。それで味噌を溶かし入れたら完成!
めかぶ自体に塩分が多いので、味噌は少なめにしてちょうどいいぐらいです。ただ、めかぶ自体、それほど美味とは思えません。
それだけに、加工されためかぶは化学調味料漬けだとここではっきりと認識できます。
一方、歯ごたえとしては、頼りないワカメと違いシッカリ感があります。何と言ってもネバネバ感。身体に良さそうな、もっと言うと免疫力が高まりそうな、充実した食事になりますね。
やっぱり、自分で下処理するのはメンドくさい。でも、食後の好調さを考えると、旬である3-4月は積極的に摂るべきでしょう。正体不明のウイルスもその時期がピークだと言われますし・・・。
(おわり)