コピーライターの食卓

主夫歴30年、ほぼ15分の美食メニューがここにある

アサリの砂抜き15分でボンゴレを作る

これから本格的なシーズンを迎えるアサリ。メンドくさい砂抜きを短時間で済ませる方法を知り、さっそく試してみました。やっぱりアサリそのものを味わうにはボンゴレかな。

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アサリの砂抜きというと、塩水に2-3時間(?)か浸すというのが正統な方法かもしれません。でも、もっとカンタンなやり方はないものかと調べると、やっぱりあるじゃないですか!

今回試したのは、アサリをお湯に浸す方法塩水ではなくお湯です。熱湯でもぬるま湯でもなく、手ごろな温度のお湯です。40-50度が適温ということなので、ちょっと熱めの風呂に入るぐらいの感覚ですね。

この方法だと、アサリは1-2ミリ程度ですが立ちどころに口を開きます。で、そこから砂を吐くんですね。15分程度その状態にしておき、口が少し開いているのであとは水で洗い流すという戦法です。

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その間、パスタをゆでるお湯をわかしておきましょう。それから、フライパンにオリーブ油を敷き、鷹の爪を散らしておきました。

アサリをよく水洗いした後はフライパンに投入し、点火。フタをしてアサリが口をパカパカと開いたら、パスタのゆで汁を少しずつフライパンに移していきます

塩コショウに白ワイン、酢、隠し味のしょう油を入れ、最後に粉チーズをパラッパラッ。乳化してややとろみのついたソースを硬めにゆでたパスタに絡めたら完成!パセリがあったらなお本格的でしたね。

アサリって、春の訪れを告げる味覚ですよね。鷹の爪のスパイシーさとオリーブ油の香りに混じって、一陣の春の風のようにアサリの香りが鼻から通り抜けていきます。それを追いかけてくるアサリのコク。

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お湯での砂抜きでアサリの出汁が抜けてしまうのではないか、と多少心配しましたが、気になりませんでした

ただし、1回だけジャリッ。今回は初めての方法で砂抜きをしてみましたが、まだ改良の余地があるのかもしれません。次回はもう少し温度を下げ、塩を混ぜたらどうなるか、試してみたいと思います。

(おわり)