世の中はバレンタイン商戦真っ盛り。ギフトの中身は様々ですが、とはいえ今も変わらずチョコレートが主流でしょう。自分がいただけるなら、こんなチョコが嬉しいですね。
バレンタインデーで一番思い出深いのは、表参道の昔ながらのパン屋さんで、店主のおばあちゃんからチョコ系の菓子パンを「おまけ」としていただいたことですかね。
その店の白身魚のフライを挟んだパンが好きで、かなり足繁く通っていました。その日もいつものように買って帰ろうとすると、「私からプレゼントね」と言って袋に1つ入れてくれました。
「いつも買ってくれるから」とご丁寧に理由を説明され、まさに義理だと思い笑っちゃいました。
長く社会人生活を送っていると、バレンタインデーには社会における自分の立場を知るバロメーターというシビアな一面もあります。
また、高級なものをいただくと、その瞬間に1カ月後はそれなりの「お返し」をしなきゃと、と負担になることもあります。
最近はそんな面倒なものからかけ離れ、単にチョコレートを楽しむ日になりました。ライフ桜新町店で見つけた不二家の「カカオ分の違いを愉しむチョコレートLOOK」(27粒入り、約250円)は最適ですね。
「LOOK」ってあまり意識したことはありませんでしたが、販売開始は1962年、昭和の半ばなんですね。フルーツテイストとインプットされていますが、バリエーションは豊かです。
この「カカオ分の違いを・・」は4タイプのテイストがあり、どれも甘さは控えめ。午前中に飲むコーヒーと相性が合う気がします。
金額から言っても「お返し」が必要なレベルではないし、いただけるならこういうお気楽なものがありがたいですね。
(おわり)