ポテトチップスなんてどこのメーカーも似たり寄ったり、と思っていませんか?まあそうなんですが、細かく見るとちょっと違いますね。自分が買うのは「フラ印」。その理由は・・・。
ポテトチップスは、もともとはアメリカ生まれ。その起源にはいろいろな説があります。
例えば、フレンチフライが大きすぎるというクレームをつけた客を困らせるため、薄く切ってカリカリに揚げ、フォークでさせないようにしたとか。これは後の「サラトガ・チップス」というメニューです。
いずれにしても、食事の一つだったのが、今は子どもから大人まで様々な年代層から支持されるスナック菓子に変わりました。
ポテトチップスが日本で一般に普及したのは戦後。遠い遠い昔というわけではありません。ハワイから帰国した日本人が現地で学んだ製法を取り入れてポテトチップスを製造し、「フラ印」として販売したのが日本での始まりです。
当初は口コミで広がり、スーパーに販路を拡大して成功につなげています。現在はソシオ工房が製造・販売を引き継ぎ、老舗である「フラ印」ブランドを守っているのです。
ポテトチップス市場って、どのぐらいの規模かご存知ですか?なんと!年間1000億円以上ですよ。
1960年代に湖池屋が、70年代になるとカルビーが進出。現在はカルビーがシェア7割と突出しており、湖池屋は2割、1割以下を複数社が分け合っています。
自分が買うのは、やはり「フラ印」ですね。絶妙な塩加減で、他のメーカーと比べあまり油っこくないと感じるためです。1袋当たり250円前後とカルビーなどよりも価格は高めですが、その分高品質だと思われます。
もちろん、どれもヘルシーとは言えませんが、なるべく身体へのダメージは軽くしたいじゃないですか。
それにしても、ポテトチップスって、手でつまむと油でベタベタになって嫌になりませんか?僕は箸を使ってつまんでいます。どうせ変わり者なんで。
ポテトチップス専用のトングみたいなものがあったらいいんですけどね。
(おわり)