PTコピーライターの食卓

二子玉川在住、個人事業主のテーブルトーク

ライフ桜新町店 値引き率75%の刺身と謎のおばさん

週末の夜に料理をしようとしたら、サラダ油を切らしているのに気づき、急きょ買い物へ出かける展開に。ライフ桜新町店で生鮮食料品コーナーを通りかかったら、見知らぬおばさんから呼び止められました

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なぜか、スーパーなどで買い物中、見知らぬ人から話しかけられることがよくあります。料理の作り方だったり、自分の子どもの話だったり・・・まあ取り留めのない世間話ですね。迷惑だなと思いつつも、聞いてあげています。

この時もそうでした。「ちょっと見てこれ、スゴイ安いよね。まだ全然新鮮なのにこの値段」。ベージュのトレンチコートを着た仕事帰りの風情の中高年女性が、刺身セットを持って僕に見せてきました。

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ああ、またか。そう思ってメンドくさそうに刺身セットを見ると、パックの表面に目立つ色のシールが貼り付けられていました。あまりよく見えなかったのですが、午後10時を回っているので値引き品なんでしょう。

時間がなかったので「ああ、そうですねー」と適当に相づちを打って先を急ごうと、その場を離れようとしました。

「半額以下とはね」。そう言われてシールをよく見ると、「500円」と書いてあります。本来の価格は1980円。条件反射的に「買わなきゃ」となり、おばさんの手元にあった刺身セットの1つをカゴに入れ、その場を立ち去ります。

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午前10時ごろに刺身にされ、時間の経過とともに「20%引き」、「30%引き」、そして「半額」と値引きされたであろうことは想像がつきます。刺身たちにしてみれば、自分の市場価値がどんどん下がっていくことに、忸怩たる思いがあったでしょう

大体、スーパーの値引き品は「半額」以下はありえないと勝手に決めつけていました。それでも売れない場合は店の従業員が持ち帰るのだろうと考えていたためです。しかし、「75%引き」、つまり「半額の半額」ですよ!

遅い時間ながら自宅に戻って料理をするつもりだったのですが、急きょ予定を変更し、この刺身をいただく決意をしました。事態は風雲急を告げています。ドリンクコーナーを経由し、レジへGO!。

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どうでしょう、中トロに寒ブリに甘えびにイカ・・・ツマの大根の千切りやシソの葉に至るまで、鮮度はほとんど落ちていません。中とろなんか、しょう油を付けようとしたら箸で身が切れてしまいました。

感動のままに週末の夜が過ぎゆくのでした。あのおばさんは何か話したかったのだろうか。まあいいや。

(おわり)