二子玉川ライズの地下食品売り場「フードショー」は、どこのデパ地下と比べても劣らないレベルと誇りを持って言えますね。そのうちの1つが、イーションのテイクアウト弁当。
この日は、「スペイン産ベジョータイベリコ豚めし&みちのく育ちハンバーグ」と「みちのく育ちハンバーグ&炙りサーモンハラス」を購入。商品名の「&」は2種類を楽しめるという意味で、大食漢の僕でも満足するほどボリューミーです。
特に「みちのく育ちハンバーグ」は絶品ですね。まず肉が柔らかく、高級感があります。やや酸味の利いたソースをかけていただくのですが、それがまた肉汁と絡み合い、ご飯にもよく合う味付けなんですよ。
肉にクセはなく、「いい肉使ってる」感を全面的に押し出した一品です。ハンバーグはもちろん嫌いではないのですが、それほど好んできたわけでもありません。そんな自分のなかで、ここのハンバーグはかなり上位に付けると思います。
売り場はパン屋さんのアンデルセンの向かいで、割と目立ちます。素材や産地で厳選された食材を使った洋食の惣菜店「イーション」が手掛けています。9年前にライズがオープンした時からの人気店で、ボリュームに引き付けられます。
「食べログ」の口コミをみても、「レバカツが人気」「ずっと気になっていた」といったコメントが並んでいます。わかるわかる。自分で作るのが面倒な時は何度か利用していますが、「外れ」がないんですよね。
今回試した「スペイン産ベジョータイベリコ豚めし」と「炙りサーモンハラス」もかなり上等ですが、ハンバーグが美味すぎてかすんでしまいますね。スーパーの上げ底容器で塩分の多い498円のハンバーグ弁当とは明確に違います。
それもそのはず。こちらは1個1300円(税別)ですからね。でも、価格は3倍近くですが、味や量を考慮すれば満足度は10倍以上でしょう。
といっても、この時はマッサージの帰り道で所持金が少なくなり、ちょうど閉店間際で500円値引きされた弁当に目を着けたのでした。つまり、1個800円。それも加味すれば、満足度は20倍ですね。
(おわり)