PTコピーライターの食卓

二子玉川在住、個人事業主のテーブルトーク

カニ缶でアレンジ!麻婆豆腐の本格レシピ

関東地方は本格的な梅雨を迎え、毎日さえない天気が続いています。向こう1カ月ぐらいは気分も滅入りがちになりますが、そんな時は中華でパーッといきましょう。

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もう20年以上前になりますが、出張で初めて中国・北京を訪れた時の、あのにぎやかな会食が忘れられません。中国の貨物輸送を視察する日本の鉄道関係者のミッションに記者として同行し、写真と文章で記録する仕事でした。

ちょうど今ごろの時期で、陽気は少し汗ばむぐらい。朝から様々な施設を見学し、想像をはるかに超えるスケールに驚かされます。特に、当時開業したばかりのアジア最大級の北京西駅は空港かと思うぐらいの広大さで、もう笑うしかありません。

夕方になり、中国鉄道部(日本でいえば国土交通省)の役人などと食事をしながらの交流会に臨みました。もちろん中華料理店なのですが、日本と違い間髪を置かず次から次へと丸テーブルに料理が運ばれてきます。

 

中央の回転する部分に料理が置けなくなるぐらいの品数になり、シャンパングラスのピラミッドのように料理の盛られた器を重ねていましたね。大食漢の僕としては感激し、頭が空っぽになるほど盛大に飲み食いしました。

すべての料理に満足しましたが、なかでもカニの麻婆豆腐は絶品。濃厚なソースが滑らかな舌触りの豆腐に浸み込み、程よい辛みが中国4000年の歴史のようにゆったりの口の中から体内へと通り過ぎていきます。芸術的かつ感動的な味を体験しました。

日本に帰国後、さっそく自宅でコピーしてみました。サラダ油でニンニク、ショウガ、鷹の爪を少し炒め缶詰のカニ、缶詰のカニ味噌をそれぞれ投入。味噌やしょう油、オイスターソースで味付けしたソースを作り、豆腐と絡ませます。しばらく煮込んで最後にネギ、ラー油、山椒で調整し、完成!

 

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 北京で味わった、あの味に近いものを作ることができました。それほど難しくはありません。中華料理は「ごま油とオイスターソースがあればそれっぽく作れるYO!」と、近くにいた中国人から聞き、今でもそんな風に作っています。

あれから幾年、雨の週末、北京の空に想いを馳せつつ、いただきもののカニの缶詰を使い久々に作ってみました。相変わらずオイラの手料理は美味だなと自画自賛。しかし、何かが足りません。なんだっけ。長い間作ってなかったからなあ。

あっ!あれだ。カニ味噌。そうです。それがないと、北京の料理店の、あの濃厚な味は出せません。ちょっと失敗しましたね。ポイントはカニ味噌です。忘れずに。